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では、認知心理学の分野でコンピュータを人間に近づけるためにどのような研究が進められているのか、少しのぞいてみましょう。
コンピュータに思考させるためには、人間がどのように思考しているのかを研究する必要があります。
人間は長い時間をかけて蓄えた知識や実践によって物事を判断したり、新しいことを考えたりしています。
これまでの研究では、その「知識」には大別して2種類あることがわかってきています。
一つは「~は~である」、例えば「○は車である」といった「宣言的知識」です。
もう一つは「車を動かすにはキーを差し込む」といった、何かをするための手続きを示す「手続き的知識」です。
人間はこうした知識の蓄積をもとに、さまざまなことを判断します。
コンピュータを人間に少しでも近づけるためには、この「知識」を蓄えさせなければなりません。
心理学の講座を受講する私たちもいつも簡単に普通に使っているコンピュータにも、このような積み重ねで改良されているのですね。
このように認知心理学を考えてみると、いかに私たちの脳の出来が素晴らしいものなのかを再認識できると思います。
脳全体の動きをカバーできるようなコンピュータがこれから出来たとしても、どれぐらい大きいものになるのか予測もできないのだとか。
こんなに進んだ世の中でも、やはり私たち人間の身体は真似できにくいくらい素晴らしいものなのですね。
色々なことを考えさせてくれる学問、それが心理学なのかもしれません。
講座を受けるのも、楽しいですね。
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