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AF152_L.jpg心理学の講座を受ける前に、そもそも心理学とはいつどのように、どこで誕生したのかを見ていきましょう。
「心理学」という言葉は、ギリシア語での「心」と「論理」という言葉を組み合わせたものです。
このような語源から考えても、心理学が「心」とは何なのかを追及した学問だということがわかりますね。
もちろん、このような言葉が明確にされる以前から心については考えられてきました。
しかし、心理学が「科学」として独立したのはほんの今から百数十年しかたっていないのです。
ちょっと意外ですよね。
心については色々考えられてきましたが、証明することがとても難しいことからこのような歴史しかないのだと考えられます。
心理学は19世紀にドイツで誕生しました。
後に「心理学の父」と呼ばれたW・ヴントは本当の専門は生理学でした。
しかし生理学はこの時代に衰えてきていて、哲学の教授となりました。
結果的にこの転身が心理学につながっていたといわれています。
なぜならば、「人間とは何か」という哲学的関心と、生理学という自然科学の方法が結びつくこととなったからなのです。
1879年に看板を掲げた「心理学実験室」は、全て彼のポケットマネーによるものでしたがここから近代の心理学は始まったのです。
彼のもとで心理学の講座で学んだ学生から、多くの心理学者が巣立っています。
その多くがアメリカ人であったため、ドイツで生まれた心理学の発展はアメリカで進んでいくことにつながっていきます。


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では、「心理学の父」と言われたヴントはどのような学説を講座などで発表したのでしょうか。
ヴントは心を実体として捉えるのではなく、ある瞬間に意識にのぼった経験の全体だと考えたのです。
ん、ちょっとわかりにくいですね・・・・。
人間に意識されるあらゆる経験が実験の対象になりました。
彼は被験者に色々な刺激を与えて、その瞬間にどのようなことを意識したかという報告を求めました。
この実験の方法を「内観法」といいます。
例えばちょっと目を閉じてみると、どのようなことを思うでしょうか。
車の音や時計の音、外の様々な音が意識されるでしょう。
しかしあなたの意識は、こうした「感覚」だけをとらえるわけではないのです。
人によっては子供のころのことを思い出すでしょうし、昨日のことが思い浮かぶこともあるでしょう。
このような人間の意識に与えられる影響が、どのような要素から成り立っているかを詳しく分析していったのです。
ヴントは心的要素を結合して一つのまとまりとしてとらえる能動的な働きが、人間の心には備わっていると考え、これを「統覚」と呼びました。
心理学の講座で使われる教科書のなかには、彼の学説を「構成主義」と呼び、心的要素が機械的に統合されたものが人間の意識であると彼が考えたかのように記されているものがあります。
しかしこれは誤解されていると思います。
「ね」「こ」という文字を見て、これをばらばらには人間はとらえません。
「猫」という一つの言葉として認識する働きが心にはあるのです。
ヴントの他にも学説を唱えた学者はいましたが、ドイツの哲学的伝統として「はじめに全体ありき」という考え方が見られます。
この考え方を突き詰めると、「個よりも全体を優先させる」というナチズムの考えにつながっていくことも心理学から考えると非常に興味深いと思います。
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マズローによって誕生した「トランスパーソナル心理学」は、「個を超える」ことを目指す心理学です。
そこには「意識」や「無意識」を超え、「そもそも人間とは何か」「生きる意味とは何か」という究極のテーマがあります。
みなさんも考えたことがありますよね?特に心理学を講座などで学んでなくても、自分の存在意義を考えたときに誰でも行き着くものだとは思います。
それを表に出して、学問として流派として定着していかせたのがこの「第四の心理学」と呼ばれるトランスパーソナル心理学なのです。
トランスパーソナル心理学に影響を与えた東洋的な修行(禅など)、例えば瞑想によって得られる神秘体験や至高体験、超越体験は自然科学的な方法では解明不可能とされ、研究の対象にされてきませんでした。
しかし、トランスパーソナル心理学のK・ウィルバーによれば、人間が知識を獲得するには、3つの様式(3つの眼)にのっとるものだといっています。
第一の眼は空間・時間・物質からなる外部空間を知覚する「肉体の眼」、第二の眼は、哲学・倫理・心そのものに関する知識を得る「理知の眼」。
そして第三の眼は、さまざまな超越的現実の知識に達するための「黙想の眼」だとしています。
トランスパーソナル心理学は、これら3つの眼すべてに基づいて人間存在を考えようとしたものです。
トランスパーソナル心理学は、前代ならば宗教が扱っていた領域を含む人間全体を対象としようとする心理学なのです。
講座として勉強するならば、私はこの心理学が一番興味深いです。
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